は~。毎日暑いですね!
上野の国立博物館で開催されている「青山杉雨の眼と書」を見に行った帰りに、東京大丸で京料理を食べました。
「京料理 つる家 花陽」さんです。
あんまりおなかが空いていなかったので、本当は「ピエール・マルコリーニ グランスタ JR東京店」でアイスクリームを食べようと思っていたのですが、グランスタが東京大丸内にあると本気で思い込んでいて、うっかり東京駅内から出てしまい……w
京料理つる家・花陽さんもそのひとつ。
東京駅を利用するお客さんのニーズをよくわかってるな~と、ちょっと感心しながらの入店です!
ごはんものは、先週から提供を始めたという「涼風膳?」(4830円)を注文しました。
なぜ昼間っから5000円近くするチャレンジャーなメニュー「涼風膳」にしたのか?
それは、鱧がメニューの中に入っていたから!
それくらい、フツーに鱧が好きです。
ただそれだけw
常識で判断するなら、京都に新幹線で行って鱧を食べるコストより、東京にいながら鱧を食べるコストのほうがあきらかによいのは一目瞭然じゃないですか。
ビールを飲みながら青山杉雨のカタログを眺めつつ過ごすこと10分あまり。
期待が高まる中、いよいよ、鱧の登場です!
梅肉をあしらった古典的な鱧の湯引き。
そして、甘辛醤油のたれをつかった鱧寿司。
味は…………こういうのも何ですが、けっこう残念な感じでしたorz
鱧の肉が硬いのは、やっぱりいただけません!
鱧料理が難しいのはわかっていますが、4830円という値付けをするのであれば、最低限のレベルには達しておいて欲しかったです。
京都の「つる家」にお邪魔したことがないのでなんともいえませんが、少なくとも東京駅のつる家花陽がサーブする鱧料理は、冷蔵のお取り寄せレベルといってもいいのではないでしょうか。
私が思うに、このお店の料理は、玉石混淆です。
たとえば、きゅうりと焼き茄子の酢味噌あえなどは、ちょっと味が濃いけれどおいしい。
焼き茄子の香ばしい香りと酢味噌がよくあっています!
ところが、同じ重に入っているレンコンの煮物などの切り口をを見ると、包丁さばきがいまいちっぽいんだけどな~と思わざるをえなかったりして、板前さんの料理の技量にばらつきがあるのではないかと疑ってしまうんですね。
まあ、本家は三つ星といえども、こちらのお店はセカンド・ブランドで、しかも百貨店に入っているお店なので、垢抜けないのはしかたのないことなのかもしれません。
ほかにおいしかったのは胡麻豆腐。
ふるふる・ぷりぷりの食感で、胡麻豆腐の王道でした!
そして、自家製?の特製そうめんも、また、おいしい!!
すごく細く、ていねいに作られたそうめんを、すだちをしぼった麺のたれでいただくのですが、これがなんとも贅沢です!
すだちの風味が口の中に広がると、なんともいえないほど豊かな気持ちになれるのがフシギw
そうめんで涼を取るとは、まさにこのことです!
しっかり調理されて、腰とつるりとした喉ごしを堪能できることまちがいなしのそうめんは、この夏えひ味わっていただきたいおいしさでした!
デザートはわらび餅。
このわらび餅も、イケてました!
ひんやりしながらも、ぷるぷるした食感がとってもおいしいデザートです。
甘すぎず……でも、上品な味わいを堪能できるデザートでした。
これは、甘党でなくても好きになれる味わいだと思います!
というわけで。
本日の私的結論は↓
おいしい鱧を食べたければ、すぐさま京都に行け!
夏に京都に行ったのはだいぶ前のことになるので、そろそろ京都で鱧三昧のトリガーがかかった気がしなくもありません。
体力との勝負になりますが、今年は京都でもう一度! おいしい!!鱧料理を食べたいと思います!!
★鱧のおいしさは、一度食べたらやみつき★
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