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2013年8月7日水曜日

祇園にしかわのお料理は、料理は手間が決め手と再発見できる料理(2)

祇園にしかわのランチ2品目は、お吸い物。
祇園 にしかわ
食材は、冬瓜の薄切り、梅肉、白身魚(手前、スズキ?)、玉蜀黍のくず豆腐(奥)です。

わたし、このお吸い物にはほんとうに感動しました。

ある意味、意表を突かれたという点もありますし、基本をていねいにやることで、お料理が格段にレベルアップすることを教えられた一品であったと思います。

意表を突かれたのは、お吸い物の蓋をあけたときに、柑橘系の香りを存分に味わえなかったこと。

お椀の蓋をあけたときに漂うふわっとした柑橘系の香りは食欲を誘う重要なポイントだと思っているのですが、このお椀ではそれがありませんでした。

ちょっと拍子抜け!

と思いましたが、そのあとにサプライズがありました。

訝しげながらも、一口たべようと、その食材を口に運んだときに気づくはず。

なんと! 向こう側が薄く透けて見えるような冬瓜のスライスが、柑橘類のフレッシュネスを蓄えているのです!

え~、こうきたか?!

ギャップ萌え?!の論理を自ら体験した私は、これがこの「祇園にしかわ」のこだわりなのだなと思い至りました。

お料理というのは、最終的には人の味覚(=感性)といかに渡り合って高く評価されていくのか、を追求するものなのだと思います。

玉蜀黍のくず豆腐も、めちゃくちゃ丁寧で手間がかかっていて、ほんとうに頭が下がる思いがしました。

お料理教室で枝豆のくず豆腐を作っていたからこそわかる?!と思うのですが、玉蜀黍の実を軸から削いで、粉砕して、さらに漉して、葛と合わせるという気の遠くなる過程を思うと、涙でますw

「おいしいお料理は愛情じゃなくて情熱」と確信した瞬間でした。

★冬瓜は夏に収穫できて冬まで楽々鮮度をキープできるのでつけられた名前です♪ 温かいお料理にも、冷たいお料理にもあうくせのない食材です★

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